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こんにちは。ホテルトレンド金沢駅前でございます。
近頃の金沢は、梅雨空の中にも晴れ間が見られるようになって参りました。梅雨明けまであと一歩というところでしょうか。
今回は石川県小松市にある観光スポットをご紹介します。
小松市は、金沢から福井方面に車で1時間弱の場所に位置する、県内一の工業都市です。国際空港もあり、観光面から人々と日本各地を結ぶ他、北陸の物流拠点としての大きな役割も担っています。
一方で、霊峰白山のもと豊かな自然が残り、天正の時代に築かれた小松城(別名:芦城、現在は城址)は、江戸時代には加賀藩3代目藩主前田利常公の隠居城として使用されるなど、歴史や文化の町としても有名です。平成30年に開湯1300年を迎えた粟津温泉は、ご存知の方も多いかもしれませんね。
まずは、そんな小松のNewスポット、「九谷セラミック・ラボタリー」をご紹介。
こちらは小松市若杉にある複合型九谷焼創作工房で、今年5月24日にオープンしました。通称CERABO KUTANI(セラボクタニ)。
真新しい工房内では、九谷焼の絵付け体験はもちろん、土をこねるところから体験できる手びねり形成体験、電動ろくろを使って好みの器を作るろくろ体験など、様々な体験コースが用意されています。
もちろん、見学だけでも見ごたえ抜群です。館内にはギャラリースペースがあり、これぞ九谷焼!な、小さな個体から迫力が溢れる九谷五彩が美しい伝統的な作品から、今すぐテーブルデザインしたくなるような、現代的でスタイリッシュなものまで、作家さんたちの自信の作品が展示販売されています。
そして、ぜひ注目していただきたいのが、ファクトリーゾーン。
小松市の誇る「花坂陶石※」が、スタンパーによって粉砕され陶土(粘土)へとなる実際の工程を間近でご覧いただける、全国で唯一の製土工場です。(パンフレット引用)
(※)花坂陶石とは、小松市花坂地区の石山から採取された岩石を言います
ファクトリーゾーンはガラスで仕切られていますので、本当に目の前でスタンパーを見ることができました。終日作業しているわけではないようですが、私が訪れた時も数分動いていて、おおっと歓声が上がりましたよ。
ギャラリー奥には、巨大な石臼も展示されていました。年季の入ったローラーミルは、初期~10年前まで実際に使われていたもので、大きな石を最初に砕く際に使用していたそうです。
私個人的にとても興味深かったのが、ギャラリーの常設展示です。こちらでは、スタンパーで砕かれた石が様々な段階を経て陶土(粘土)となり、焼き物として仕上げられていく九谷焼の工程を見ることができます。
作品を見て美しいだけでなく、どのように作られているのかを学ぶのもまた面白いですね。
ここセラボクタニでこれらの工程を経て作られた陶土が、九谷焼の各窯元に運ばれ、作家さんによって美しい作品に仕上げられるそうです。
私は石川県出身ですので、小学校の頃に絵付け体験やろくろ見学をしたのは確かに記憶にあり、すごく楽しかったのを覚えています。きっとその時、工程なんかも習ったでしょう。。
。
忘れてしまっていましたが、子供の興味と大人のそれは、また違うこともありますよね。焼き物に関して全くの素人で恐縮ですが、同じものを違った視点で見られて、幸せな学びの時間でございました。
今回ご紹介させていただきました小松のNewスポット「九谷セラミック・ラボタリー」
明るく開放的な館内はナチュラルな雰囲気。お外には、憩いの場といった様子で、テーブルやベンチも備え付けてあります。
場所:■お車でお越しの場合
金沢方面から国道8号線佐々木ICより約5分/北陸自動車道小松ICから約15分
■電車でお越しの場合
JR小松駅からタクシーで約10分
営業時間 :10時から17時(最終入場16時30分)
休館日 :水曜日、年末年始
入館料 :大人300円
高校生以下150円
体験コース:個人2000円から(税別・入館料込み)
団体1500円から(税別・入館料込み)
※送料と、絵付けコースの場合素地代が別途かかります。詳しくは施設に直接お問い合わせくださいませ。
ということで、この夏は子供も大人も楽しめる九谷セラミック・ラボタリーに、訪れてみてはいかがでしょうか☻
ホテルをお探しの場合は、ぜひホテルトレンド金沢駅前をご利用くださいませ。
スタッフ一同、心よりお待ち申し上げます。
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ホテルトレンド金沢駅前
HOTEL TREND KANAZAWA
〒920-0031
石川県金沢市広岡1-3-36
TEL:076-222-7250
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